【まとめ】2024年新NISAと旧NISAの違い

2024年、新年早々地震、津波災害や航空事故といった暗いニュースが流れていますがいかがお過ごしでしょうか。

アメリカの株式市場では1月2日から早速市場が開いたようで、

前日比+25.50$高い37715.04$で新年最初の取引を終えています。

2023年末で廃止されたジュニアNISA

ジュニアNISAとは、未成年者の方が株式・投資信託等への投資から得られる配当金や分配金などを非課税で保有できる制度です1。ジュニアNISAは、20161月からスタートし、日本にお住いの未成年者の方が利用できます。ジュニアNISAでは、11口座で、新規投資額で毎年80万円が上限で、最長5年間非課税で保有できます。ジュニアNISAの口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族(両親・祖父母等)が運用管理者となります。

金融庁

ジュニアNISAは、令和5年度税制改正により、2023年末を持って廃止され、 同税制改正による2024年からの新しいNISAは18歳以上の成年向けとなっており、2024年以降は18歳未満の未成年者が利用できる非課税制度はなくなります

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旧NISAと新NISAの比較

画像引用:SBI証券

旧NISAでは一般NISAとつみたてNISAの二つに分かれていました。

つみたてNISAは簡単に言うと主に投資信託を初心者からでも始めやすいようにコツコツ投資をできる制度になっています。

年間投資上限は40万円、投資期間は20年、非課税枠は最大800万円です。

一般NISAは株式や配当金の非課税の恩恵を受けることができる制度です。

こちらはつみたてNISAと違い、年間投資上限額は多いものの、非課税期間が短いのがデメリットでした。

旧NISAの制度設計ではつみたてNISAか、一般NISAのどちらか一方を選ぶことしかできませんでした。

しかし、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠という新たな名称に変更の上、

従来のNISAを両方利用できるようになりました。

そしてなにより、非課税期間が生涯にわたって続くというメリットがあります。

これなら慌てて証券口座を開いて投資を始める必要はありません。

旧NISAを利用されている投資家の皆さんは証券会社によって違うかもしれませんが、

自動的に新NISAに移行できるところもあるので安心してください。